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身体の事

股関節について➀股関節の可動域

本日もブログへお越し下さり、

ありがとうございます。

 

1ヶ月半以上、ブログ書くのをサボりました。

サボっているとあっという間に日が経ってしまいます。

 

コツコツと継続する事の大変さと、すぐに身に付いてしまうサボり癖を

身に染みて体感しております。なるべくまた書いていこうと

思っております。どうぞまたよろしくお願いいたします。

 

 

いつも、施術の前には股関節の動きをチェックしいるのですが、

最近は、よりしっかりと股関節の骨頭の動きを感じながらチェックしています。

 

 

この動き、今はほとんど見なくなりましたが「和式トイレ」でしゃがみ込む時に

必要な可動域なんです。フルスクワットですので、股関節だけでなく、膝、足首の

関節可動域が求められます。足首がちゃんと曲がらない人が多く見られます。

昔もいましたね、前方の壁に付いている取っ手を持たないと和式無理!って人。

 

今はしゃがみ込む事が少なくなりましたよね。トイレが様式になり、

フルスクワットする習慣が減ったのは事実ですよね。

このしゃがみ込みは当院の初診時のチェック項目に入っています。

 

さて、股関節の柔軟性はとても大切なのですが、最近はホントに硬い人が圧倒的に多いですね。

多くの方は股関節の柔軟性と言うと、ガバッと開脚!という印象だと思いますが、

私はそんなに開脚出来る事は重要ではないと考えています。

 

そこまで開かないと出来ないスポーツ競技をやっているのであれば

絶対的に必要ですが、一般人にはそこまで必要ないのではないでしょうか。

開く柔軟性があるに越したことはありませんが、無理にそれを目標にすることはないと思います。

座って開脚して肘が床につけば十分だと思います。大腿骨の骨の形状によっては

無理してベッタリ開脚はしない方が良い人もいますので。

 

その股関節、私は開脚よりも屈曲という動きをより重視しています。

仰向けに寝た状態から、私が持ち上げ膝と股関節を真っ直ぐに曲げていきます。

この時に、真っ直ぐに120度程股関節の前面などに「つまり感」がなく曲がれば合格です。

自分で行う方法は写真のように仰向けに寝て股関節を曲げていきます。

切った段ボールと大腿骨のラインが120度です。

 

ここで代償動作が出てしまう人がいます。

屈曲の角度が出ているように見えますが、

骨盤が後傾し、反対の脚も浮いてしまっています。

これは不合格です。

 

 

 

代償動作とは、本来の動きが出来ないので、

他の部分で動きを補う事で、

簡単に言えば「インチキ」ですね。

 

 

■膝の軌道が外側にずれて120程曲がる人、

■骨盤も動いて後傾し腰が丸まってしまう人、

■反対の股関節と膝も曲がってしまう人、

いろんな代償動作のパターンがあります。

それらの代償動作が出ないように屈曲させると、あまり曲がらず90度程の方もいます。

この動きが固いと、その分の動きをカバーするために、

腰や膝に負担がかかってくることがあります。

 

それらを改善するには一般的なストレッチも大切ですが、

あまり目にすることのないストレッチを次回二つ、ご紹介しますね。

一つは筋肉を伸ばすというよりは、股関節の骨頭の動きを改善するイメージです。

もう一つはお尻に伸び感を感じるストレッチになります。

 

お楽しみに。それではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左の写真は膝が真っ直ぐ上がっていて、軌道としては合格です。

右は膝が外に開いてしまっていて不合格です。右はガニ股系の男性に多いです。

立って片脚でズボンや靴下を履くのが苦手だったりします。

 

この股関節の屈曲の動きが悪くなる原因はいくつかあるのですが、

やはり、周りの軟部組織(筋肉や関節包)などが硬くなってしまって

いる事が多いです。その影響で骨盤にはまり込んでいる大腿骨頭の

動きが制限されてしまい、大腿骨頭がきれいに回らずに前方に少し

変位してしまい、前方につまり感が出てしまいます。

これは「大腿骨頭前方変位」、なんて言われております。

 

股関節は「球関節」といって受け皿に球体のボールが乗り(はまり)、

くるくる回る事で関節が動きます。肩関節と同じ構造です。

 

股関節よりも、肩関節の方が動きの自由度は高いのですが、やや不安定。

肩関節は受け皿に対してはまっている球体の部分の大きさの方が大きく、

例えると、カレー皿にバッスケットボールが乗っている感じです。

 

 

 

 

 

 

一方、股関節は受け皿に対して球体の部分が小さく、しっかりはまり込んでいて

肩関節よりは安定しているけど、動きの自由度は小さくなります。

例えると、味噌汁のお椀に野球のボールがはまっている感じです。

 

 

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