姿勢を良くする肩こり解消エクササイズ
本日もブログへお越し下さり
ありがとうございます。
だいぶ暖かくなりましたが、
先週末は雪が降ってましたね。
丁度その時、箱根を通過していまして、
辺り周辺真っ白になっていまして、
冬用タイヤ履いていて助かりました。
今朝は暖かいと思い、短パン長袖でランニングに土手に向かいましたが、
北よりの風が強く、歩いている人も寒そうでした。体が冷える前に
土手を後にしました。
さて、前回は姿勢を良く出来るように準備をするような、
背骨、特に胸椎の部分をほぐすエクササイズをご紹介しました。
この「胸椎」が動かないと、腰椎に負担がかかり腰痛になりやすいので、
胸椎を動くようにすることはとっても大切です。
胸椎が動きやすくなったら、上部の背筋を使って背中を反らせるエクササイズを
やってみましょう。一般的には反らせるエクササイズは「バックエクステンション」などで
腰を反らせる感じになってしまいがちですが、腰は安定させて反らせずに、
上背部を反らせましょう!
ですので、思いっきり反りあがるのではなく、背中の上の方
肩甲骨と肩甲骨の間あたりの背骨に
「ぎゅ~」という感じが来るように
動きは小さく、集中力は大きく、
首の後ろにシワが出来ない様に、
背骨を長く伸ばす感じで、
上背部を反らせてみましょう。
こんな感じです↓
この時、胸を開く感じ(左右の鎖骨が外に長くなる感じ)にしましょう。
そして、手の平を下に向けたままお尻の高さまで持ち上げ(二の腕を使います)、
指先を足先の方に長くするように伸ばしましょう(肩甲骨を引き下げる)。
この状態をキープしながら10回呼吸をしてみましょう!
背中を反らせて、背骨を伸ばして、
肩甲骨引き下げるように指を足先方向に伸ばします。
ありがちなNGが、背中ではなく、首を反らせてしまう事です↓
立位の姿勢で行ったら、頭全体が前方に移動していて、顎が前にでて
いつも首の同じところが曲がってシワが出来ている、姿勢の悪い状態と同じです。
この写真だと、胸が開いておらず、いわゆる「巻き肩」にもなっています。
姿勢を悪くするエクササイズになってしまいますね!
あ~、恐ろしい…。
頭の位置が決まると、5㎏程の重さのある頭を支えるための
胸部脊柱起立筋を使います。
胸が開くと、大胸筋がストレッチされ
肩甲骨を引き寄せる、僧帽筋や菱形筋を使います。
指を足先方向に伸ばし、肩甲骨を引き下げると、
僧帽筋下部繊維を使います。
腕を上げる時に肩甲骨を回転させてくれる筋肉です。
姿勢の悪い人たちは、
それらの筋肉がとても薄くペラペラで、
マッサージしていてもすぐに肋骨に触れてしまいます。
やはり、頭や背骨、肩甲骨の位置を保持できるように
筋肉は必要になります。姿勢が悪いとこれらの筋肉が
すべてサボってしまい、重力に負けて骨や靭帯に寄りかかるようにして
筋肉を使わずに楽して支えています。椎間板もつぶされてしまう訳です。
ですので、背骨を引き伸ばすような感覚を持ちましょう。
普段から伸長を1㎝高くするような感覚を持つと良いですよ!
仰向けで腹筋などはやりやすいですが、
うつ伏せのエクササイズはちょっとやりにくいかもしれません。
やりにくい、苦手、と感じた人は
姿勢が悪くなっている証拠です。
是非、取り組んでみて下さい。
それではまた!