トレイルランニングで足が攣る~原因は〇〇ただ一つだった~
本日もブログへお越し下さり
ありがとうございます。
只今、筋肉痛真っ最中…
と、言いますのも、先日、山を走りに行ってきました。
ここ最近、2~3時間程度のトレイルランばかりでしたが、
今回は久しぶりに半日、トレイルとロードを
ミックスで6時間弱の行動時間でした。
最後にロードの激坂を走って登り切り、
あとは下るだけだったのですが、
登っり切り、下り始めたところで、
完全に脚が攣りまくりました!
前もも、内もも、ふくらはぎ、右も左も…、
肘を曲げたら、上腕も攣りました。腹筋も攣りそうでした。
もう、動けませんでした。伸ばしたら、
反対の縮めた筋肉が攣ってしまう。
ただただ、嵐が過ぎるのを待つだけ、
動けない悶絶!
いや~、堪りませんでした。
「足が攣る」と調べると、もういくらでも情報は出てきますよね。
➀脱水
➁ミネラル不足
➂普段のストレッチが足りない
➃筋力不足
➄筋肉疲労
などなど…。
どれも間違いではないと思いますが、
今回の脚が攣った原因もやはり複数あったと考えています。
そこをちょっと振り返ってみます。
しかし、一番の原因はただ一つ、だと考えています。
それは最後に。
まず、今回のルートです。
➀筑波山を歩いて登りる 距離4.5㎞・獲得標高690m・下降57m
➁筑波山を一気に下る 距離3.6㎞・下降610m
➂アップダウンの続くロード 距離10.5㎞・獲得標高441m・下降243m
➃加波山登り 距離1.7㎞・獲得標高237m
➄町までの下り 距離7.5㎞・下降682m
➅平坦なロード 距離9.2㎞・獲得標高75m
➆ロード激登り 距離3.2㎞・獲得標高363m
➇ロード下り 距離2.75㎞・下降173m
5時間42分・獲得標高1762m・距離43,17㎞ でした。
赤いセクションが設定値の心拍数をオーバーしていた区間です。
今回は久々に長めになるので心拍数を上げすぎない様に
設定値135、を越えない様に行くつもりでしたが…。
➀筑波山登り
ここはウォーミングアップでキツさ感じない様に
徐々に心拍を上げていくように進みました。
出来栄え〇
➁筑波山一気下り
ここの下りは安全第一に気持ち良く下りました。
出来栄え〇
➂アップダウンの続くロード
ここはアップダウンが続き、平坦がほぼない区間。
ところどころ心拍が135を超えていましたが。前半なので
キツさは感じません(でもこれが後に響く)
出来栄え△
➃加波山登り
登山道を歩いて登る区間。キツくなく快適に登りました。
頂上の神社で補給と休憩
出来栄え〇
➄町までの下り
登山道下り、山を抜けた後は下の集落まで一気に林道を下ります。
この下りの区間が結構長く、着地の際にかなり太ももの前、
ふくらはぎに負担がかかりました。
出来栄え〇
➅平坦ロード区間
まったく飛ばしてはいないのに、
心拍は高めに推移。負荷の割には体は酸素を要求
(持久力の足りなさを感じました)
出来栄え×
➆ロード激坂区間
平均傾斜11%オーバーの登り坂。歩かない様に走りのリズムで
これ以上遅く走れない、というスピードで走って登り切りましたが、
心拍数は完全に設定値をオーバー。終盤なので頑張りました。
出来栄え、頑張り度は〇でしたが、ペース配分としては×
➇ラストのロード下り
登り切って下りだしたら、一気に脚が攣りだしました。
回復のためしばし休憩。走る事は全くできなかったため、
歩いて下り、なんとかゴール。
出来栄え×
エネルギー補給や水分補給は悪くなかったと思われますが、
➅の平坦ロード頃には気温が結構上がっていて
常に汗をかいていました。小まめに水分補給をしていたので
喉が渇く感覚はほぼありませんでしたが、やや脱水気味だった様子。
チョコビスケットを食べたら、口の中がパサついた。
水分は1.3ℓの水にエネルギーの粉末、ビタミンCを溶かし、
約600kcalのエネルギーに、ミニあんパン5個。チョコビスケット。
途中、コンビニでエクレアを食べました(美味しかった~)。
こう振り返ってみると、脚が攣った原因は3つ考えられます。
➀オーバーペース
特に➆の区間。➅の区間でもすでにヒクヒク来ていた。
➁全体的に今回のルートを走り切る走力不足
特に下りの衝撃に対するトレーニングが不足
➂ナトリウム(塩)不足。あんパンに少しは含まれてはいたが、
持参した水分には全く塩分が含まれていなかった。
水分は足りていたが塩が足りなかった。
との自己分析。普段のトレーニングやトレイルランでもは攣る事は
ほとんど無いのですが、今回は自分の現状の力以上の負荷を
かけてしまっていました。もちろん全体的にペースを落としていれば
ここまでひどく攣ることなく、ギリギリゴールできたと思われます。
恐らくタイムも少しは速かったと思います。
途中のタイムの貯金が、結果的には
とんでもない散財につながるという
フルマラソンでも、よくあるパターンです。
長距離の競技って、つくづく知的なスポーツだと、私は感じます。
積んできた練習、現状の体力、挑む距離やルートのスケール、その日のコンディション、
気候条件などを考慮し、ペースメイクして進んでいく。
それをコントロールするのは自分の脳みそです。筋肉ではありません。
わかっていながら、心拍数を数字で確認しながらもオーバーしてしまう…。
今回の原因は3つと考えていましたが、これを一つにまとめると、
まだまだ、セルフコントロールが出来ていなかった!
脚が攣る原因は、言われているところ、多々ありますが、
セルフコントロール
というものも、一つ加えてみて下さい。
失敗を糧にしながら、成長していきたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた!
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