脚を上げよう⑤~腸腰筋トレーニング~
本日もブログへお越し下さり、
ありがとございます。
前回は立位での腸腰筋エクササイズでした。
比較的取り入れやすく、日常の動きに近いものでした。
負荷は高くないのでスポーツをされていない方に
積極的に取り入れて欲しい立位のエクササイズです。
本日は腸腰筋トレーニングの最終回。
座位での腸腰筋トレーニングです。
動画腸腰筋トレーニング②
これはスポーツをやっている方々に
是非、取り入れて頂けたらと思います。
股関節を曲げる(屈曲)という動作の可動域が狭いと
腰を丸める(腰椎屈曲)という代償動作が出やすいので
まずは股関節の可動域を上げるストレッチを行ってくださいね。
今回の腸腰筋シリーズ③
で紹介しています。
代償動作を出さずに行うと10回やるのもかなりきついです。
「楽じゃん!」と言う方は代償動作が出ているか、
本当に腸腰筋が強いか、どちらかですね。
代償動作ではやはり、腰を丸めてしまいがちになります。
そうなると、腸腰筋よりも、骨盤を後傾させて腰を丸める
腹直筋の作用が大きくなってしまいます。
本来、腸腰筋が働くと骨盤を前傾させ腰を反らせる力が加わります。
それを外腹斜筋という骨盤を後傾させる筋肉を働かせ、
骨盤・背骨を真っ直ぐに保ちます。姿勢・骨盤を保持する腹筋を
働かせながら腸腰筋を使います。かなりきついです。
やり方(脚は左右の踵は付け、膝は少し開き、爪先は外に向ける)
Lv1:腹筋にかかる負荷をまずは腕で軽減させる
①手を後ろにつき、体を支え、膝を立てる。
②踵を浮かせ膝を伸ばしていき、途中から床に付ける
③踵を床に付けながら膝を曲げ、途中から踵を上げて引き付ける
※引き付けたときに骨盤が後ろに倒れないように気を付ける
Lv2:脚の重さを負荷にして踵は浮かせたまま行う
Lv3:腕の支えを外し、腹筋で骨盤・体幹を安定させる
いかがでしょうか?LV3はかなり来ます。
当院ではピラティスで使うちょっと特殊なツール
「バレル」を使って行っています。
上手く出来ると、上半身がガクガク揺れてきます。
体幹に効いている証拠です。腸腰筋メインのはずが、
なんだか体幹にフォーカスされていますが、
両方に強力に効いてきます。
是非、TRYしてみて下さいね。
腸腰筋シリーズ最終回でした。
ではまた!