ブログBlog

Blog

04-7151-2815

営業時間

平日 9:30~18:00前後(時短営業日あり)
※土日祝は完全予約制。営業時間も変動します。
一度ご確認ください。時間外はご相談下さい。

定休日

不定休

Home > ブログ > 脚を上げよう➀~腸腰筋の事~

NEWS

脚を上げよう➀~腸腰筋の事~

本日もブログへお越し下さり、

ありがとうございます。

 

今朝は真っ暗の中、5時30分頃に家を出て

自転車をこぎに土手へ向かいました。

土手は街灯がなく、自転車のライトだけでは

光量が足りなく真っ暗でした。結構暗い中、

歩いている人がいました。

 

さて、本日のお題は皆さんも一度は聞いたことのある筋肉、

 

腸腰筋

 

です。

 

この筋肉の動的な主な作用は股関節を屈曲する(曲げる)

という作用になります。単純に脚を持ち上げる動きですね。

静的な作用としては背骨腰椎の生理的な前弯のカーブを保つ、

一言でいえば「良い姿勢を保つ」という作用があります。

 

この腸腰筋が

 

➀日頃どのように使われているか?

➁どうしたらより日常生活で使えるか?

➂腸腰筋をトレーニングして欲しい人

➃腸腰筋のトレーニング

をシリーズでお伝えいたします。

 

本日は➀の部分をお伝えします。

 

 

この腸腰筋、イラストでわかるように、実は

 

大腰筋腸骨筋

 

という二つの筋肉を合わせての名前になります。

 

大腰筋は背骨から

腸骨筋は骨盤から

 

始まり、大腿骨の内側の小転子という

突起に合流して付着します。

 

この二つの筋肉、どちらかと言えば、大腰筋の方が注目されています。

 

腰椎から始まっているので背骨の安定性に作用したり、

筋膜レベルで横隔膜と連結しているので、

呼吸と関連している事もあるので、腸骨筋よりも

機能的な部分があります。

 

かと言って、どちらかだけを選択的に鍛える事は出来ないので

「腸腰筋」としてとらえて問題ないと思います。

 

それでは、まずは一つ目

 

➀日常どのように使われているか?

先程出てきた「股関節の屈曲」動作になりますので、

まさに、

■歩行時や階段を上る時

■ズボンや靴下を履く時の脚の引き上げだ動作

※この時は身体を丸める同動作で腹筋も使われています。

どちらがより使われているかは正確にはわかりません。

■車に乗り込む時、や降りる時の脚を持ち上げる動作

などです。

後は

■骨盤を立てて姿勢よく座っている時

にも働くようです。

 

しかし、この股関節屈曲は腸腰筋以外にも

7つの筋肉が関わり、股関節屈曲筋群と呼ばれます。

全部挙げてみると、

➀大腿直筋

➁縫工筋

➂大腿筋膜張筋

の大腿全面、外側の筋肉

➃長内転筋

➄短内転筋

➅恥骨筋

の大腿内側、内転筋群

 

➆小殿筋

股関節前面の筋肉

 

こんなにあるんですよね。

 

それぞれが関わり合って股関節が曲がり、

脚が上がっています。

 

➀➁➂➃の大腿の筋肉は付着部が股関節より遠くモーメントアームが長く

てこの原理で、脚を持ち上げる初動で働きやすいようです。

 

一方の腸腰筋は股関節の近くに付着しているので、

初動よりは、曲げる角度が深くなるほど収縮の効率が高まり力を発揮します。

 

脚が上がらなくなるのは、腸腰筋が弱いだけでなく

大腿部の筋力が弱っても上がらなくなる、という事ですね。

 

また、逆に言うと、

 

歩く事や、階段を登る事が減ってきたり、

姿勢悪く座っている時間が長かったり

姿勢を保てない人

 

人の原因の一つに腸腰筋が弱っている可能性がある、

 

と言うか、

 

弱っています!確実に!

 

という事ですね。心当たりはありませんか?

足先が何かに引かかって、つまずきそうになったりしていませんか?

脚が上がっていないんですよ!

 

そんな方は是非、トレーニング編までお付き合い下さいね。

 

この腸腰筋、ちゃんとトレーニング出来ると

下っ腹も締まります!

適当にやっているとダメですが…。

 

それでは、本日はこの辺で、

 

ではまた次回!

 

 

シェアするShare

ブログ一覧