ヒップリフト➂ギックリ腰予防編
本日もブログへお越し下さり、
ありがとうございます。
本日もヒップリフト行きます!
ぎっくり腰予防編です。
~より原因にアプローチ~
繰り返してしまうギックリ腰、硬い筋肉の部分が存在し、
動きが制限されてしまう事で腰に負担がかかる事が原因の一つ
として考えられますが、それをスポーツマッサージでほぐす事も
効果的なアプローチの一つですが、どちらかと言えば「対症療法」
となりますので、ギックリ腰になりにくい身体にするには、
筋力を付けたり、外力に対しての防御反応を高める事が
より、根本的なアプローチに繋がります。
~捻じれる外力に対応できる身体を~
人として生活している限り、身体活動では様々な負荷がかかります。
荷物を持ち上げる時は決して両手ばかりではなく片手の時もあり、
何か物に手を伸ばして片手で取ったり、置いたりすることもしばしばあります。
そんな時、身体には捻じれる力が加わっています。
実際に歩く走るも対角の回旋の動きや力が働きます。
カンガルーのように両脚で飛んでいたら、左右対称な動きがほとんどに
なるかもしれませんが…。
~日常の癖が歪みを作る~
長い時間座ってパソコンなどをやっていると、
いつの間にか片方のお尻の方に体重がかかっていたり、
いつも同じ側で脚を組んでしまったり、
座っている位置に対して、いつも右か左かどちらかにテレビがりあり、
頭や身体をいつも同じ方向に回旋させていたりしませんか?
そうやってどちらか一方が使われすぎたり、使われなさすぎたりして、
身体は歪んでいきます。
~まずは左右対称に動かしてみる~
まずは普通のエクササイズが左右対称に動かす事が出来るか?
出来なければ歪みが存在が考えれますので真っ直ぐできるように
注意して行ってみましょう。
仰向けから起き上がるような、いわゆる腹筋運動の動作で
もどちらかに捻じって起き上がる方、結構いらっしゃいます。
真っ直ぐ行うと出来なかったりします(そもそもゆっくりやると出来ない人が多い)。
腕立て伏せをしたら左右どちらかに力を加えてから上がったり、などなど。
ゆっくり丁寧に行うと気づきやすいので、ちょっと確認してみて下さい。
やりにくい方、やりやすい方、結構存在します。
一側性のスポーツをやっている方は左右対称に出来るけど、
柔軟性や筋力には、結構左右差があるかもしれません。
決して1㎜も狂わず左右対称である必要はありませんが、度が過ぎると
障害発生のリスクにはなるので、ある程度左右対称に戻すコンディショニングは
必要だと思っています。
それではエクササイズをご紹介します
~足踏みヒップリフト~
両足で床を押してお尻を持ち上げます。
そこから片脚、膝を股関節の上まで持ち上げます。
この時に、骨盤や体幹が捻じれない様に
真っ直ぐを保ちます!
お尻は持ち上げたまま、上げた脚を下ろし、
反対も行ってみます。どちらか骨盤・体幹が
ぶれやすい方がありませんか?(体幹筋力の左右差)
あるいは、どちらかの方がお尻が下がってしまう(お尻の筋力の左右差)
両肩・両脚の4点で支えていたものを3点にして
捻じれる力が加わったところを、真っ直ぐに保ちます。
体幹・背骨を真っ直ぐに保つ筋肉の筋力や反応が悪いと
捻じれてしまうんですね。私にも微妙な左右差はあります。
全然、大丈夫な人は足を伸ばしてやってみて下さい。
これだとちょっとぶれる、という方は
上げたる脚側の肘を立てて、肘で床を押してみて下さい。
対角の背筋が使えるのでより安定します。
これは後斜系という理にかなった力の使い方になります。
走って着地した瞬間に着地側のお尻が働いて、
その瞬間反対の腕が後ろに引かれる腕振りの作用と同じです。
~フィードフォワード機能~
いかがでしたか?左右同じように出来ましたか?
脚を浮かせる動作の直前に、それに備えて体が準備をする
フィードフォワード機能というのが働くはずなんですよ。
その機能が低下していると、ギックリ腰になりやすいと言われています。
トレーニングやエクササイズの中に、
ちょっと不安定な要素を入れてみて下さい。
伸ばした足を上下したり、足先で丸を描いてみたり、
決してダイナミックな動きではなく、体幹・骨盤を
動かさないで出来る範囲で行ってみて下さい。
集中力も必要になってきますよ。
アライメントを崩してまで大きな動きで行わないでくださいね。
または、誰かに少し押してもらうとか、
予誰測不能なものであれば尚いいですね!
是非、試して見て下さい。
ヒップリフトはこの辺で
それではまた!