腰痛のストレッチにはまずはこれを!➀
本日もブログへお越し下さり
ありがとうございます。
夏休みも終わったこの時期は腰痛の方が増えます。
最近の夏の猛暑で室内外の気温差や、エアコンで足が冷えたり、
夏休みの移動で長時間の移動などの影響しています。
腰痛の時、ストレッチはされていますか?
腰が痛い時はついつい腰に伸び感を感じるストレッチをやりたくなりますが、
その前に、是非ここのストレッチをやってみて下さい!
実は、その場所には東洋医学的にも腰痛のツボと言われるところもあり、
比較的軽い刺激でマッサージしても痛がる方が大勢いっらっしゃいます。
また、西洋医学的にも筋膜のつながりで、ここからは腰(背中や首、頭)までのつながりがあります。
機能的には抗重力筋でもあるので重力下で体を支えるには絶対的に必要な筋肉でもあります。
股関節の機能が落ちていて股関節・お尻の筋肉を使って身体を安定させることが出来ない人は
ここが代償して頑張っていしまっていてガチガチなっていることもあります。
運動不足の方は弱って硬くなっているし、使いすぎている方はガチガチになっているし、
立ちっぱなし、座りっぱなしの方はパンパンになっています。と言えば、もうここですよね!
ふくらはぎ
こいつなんです!第二の心臓、とも言われていますよね。
特に有名なのが、後ろから見てシシャモのような筋肉の
腓腹筋
ともう一つ、腓腹筋より深部にある
ヒラメ筋
になります。この二つの筋肉がアキレス腱にもなります。
他にも、後脛骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋、足底筋、膝窩筋、長短腓骨筋、などもありますが、
腓腹筋・ヒラメ筋が主に伸ばされます。
ただこの筋肉たち、二つが合流してアキレス腱になるのですが、大きな違いがあるんです。
それは「膝関節をまたぐか、またがないか」なんです。
腓腹筋は膝をまたぐので、膝を伸ばした状態で足首を曲げるとストレッチされます。
ヒラメ筋も伸ばされはするのですが、先に腓腹筋の方がストレッチされ、
ヒラメ筋が伸びる前に止まります。
ですので、ヒラメ筋を伸ばすには、膝を曲げて腓腹筋を緩ませた状態で足首を曲げる事で
ヒラメ筋がストレッチされます。どちらともポイントは踵が床から離れない様にする事です。
それでは、写真でストレッチの方法を見てみましょう!
腓腹筋のストレッチ➀
壁に手を着き、伸ばしたい側の脚を後ろにして、
踵を床から離さない様にして足首を曲げます。
ふくらはぎが伸びているのを感じますか?
ふくらはぎのストレッチⅡ
手と足を床についてお尻を高くします。この時、腰が丸まる人は
ふくらはぎが硬い人ですね。私はちっと硬めです。硬めの人は
片脚づつやると良く伸ばせます。足踏みするように交互に
気持ちい良い範囲でやってみて下さい。
ヒラメ筋ストレッチ
片脚を前に出してしゃがみます。踵を床にしっかりつけて
足首を曲げていきます。ふくらはぎの下の両サイドに伸び感があれば正解です。
腓腹筋程伸び感は少なくなると思います。ヒラメ筋が伸びる前に足首の前が
詰まって痛みが出る人は足首の関節の距骨という骨の動きが悪いことが考えられます。
これは施術で動きを出す事が出来ます。そんな症状がある方は一度ご相談下さいね。
いかがでしたでしょうか?
いわゆるアキレス腱を伸ばすストレッチです。これが腰に良い影響を与えてくれます。
逆に言うと、ふくらはぎが硬いと「腰に良くない」という事です。
腰のストレッチの前に是非、ふくらはぎを伸ばして下しさい。
ではまた!