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Home > ブログ > 膝はつま先の方向へ曲げる

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膝はつま先の方向へ曲げる

久しぶりの投稿になってしまいましたが、
本日もブログへお越し下さり、
ありがとうございます。

本日は

膝の曲がる方向

について。

皆さんはスクワットとかやる事はありますか?
背骨を真っ直ぐに保ったまま、3つの関節、

股関節と膝と足首、

をタイミングよく曲げ伸ばしする運動ですね。

決して、膝だけを曲げ伸ばしする運動ではないですよ!

そのスクワットをする時によく、

「膝は内側に入らない様に、つま先方向へ!」

なんて言われた事はないですか?

つま先と言っても、指は5本あるし、
どの方向へ曲げるのが正解???
なんて考えた事があったらマニアックですね!

もしかしたらそんな事考えたことない!
という方の方が多いかもしれません。でもこれ、

実は正解があります!次のうちどれでしょうか?

➀ 親指方向

➁ 人差し指方向

➂ 中指方向

ちょっと考えて見たり、やってみて下さい…。
正解はちょっとスクロールして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

➁の人指し指です!

それには解剖学的に理由があります。

右足の骨格のイラストご覧ください。

 

Basic RGB

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中足骨という骨が親指側から5本あります。

楔状骨という骨が右側(内側)から3つあります。

親指側から3本の中足骨と、3つの楔状骨と
立方骨という骨が中足骨と関節を作っています。
丸で囲ったところですが、一つだけ赤丸があります。
関節が奥に引っ込んではまり込んでいます。

そうなんです、骨格構造上、一番安定している箇所なんです。
それが人差し指の中足骨になるので、

膝は人差し指方向に曲げる

のが教科書的には正解になります。しかし、骨格も十人十色!
絶対ではないと私は考えています。

機能的に膝が内側に入ってしまっているのか、
構造的に膝が内側に入ってしまっているのか、
を判断する事も大切だと考えています。

機能的にとは、機能不全の事で、お尻の筋肉が働かず、
膝(大腿骨)の向きがコントロールできていない状態や、
足首の関節の可動域の制限があり膝を内側に入れる事で
足首の動きの代償していたりしている事です。
これは股関節の機能や足首の可動域を改善させてあげる事で
修正する事が出来ます。(変形などがない事がなければ)

構造的にとは、大腿骨の「前捻角」という捻じれの事です。
簡単に言うと、お姉さん座りが出来てしまう方。もちろん女性に多いです。
かなりの内股の方という事です。この方が膝を真っ直ぐに曲げ、
股関節を深く曲げると股関節の前面に負担をかけてしまう事があります。

その方は股関節の様子を見ながらある程度は内側でも仕方がないかと、考えています。
しかし、内ももの内転筋やお尻の筋肉などでしっかり制御できる筋力が必要です。

特に激しいストップや切り返しや、ジャンプして片脚での着地のあるスポーツ、
バスケ、サッカー、テニス、バレー、バドミントンなどをやる方は
膝の曲がる方向をコントロールできる筋力や動きの学習をしておくと
膝や足の障害のリスクを減らす事が出来、効率よい力の伝達が出来る
身体の使い方にもなります。

また、偏平足も膝が内側に入りやすいので、足底版を入れたり、
踵・母趾球・小趾球の3点支持で土踏まずを形成する筋肉を鍛える
対策なども必要になってきます。

ただ筋肉を鍛えるだけでなく、関節の動きをコントロールしながら動かすのは筋肉だけでなく

「動きを鍛える」

ピラティスが最も得とするところですね。
ジムで筋トレしても変わらなかった方は是非、
Bridgeスポーツマッサージ治療院のピラティスも受けてみて下さいね。

眠ってしまった深層筋が目覚めますよ!

それではまた!

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