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食べ物

炭水化物の行方

本日もブログへお越し下さり、
ありがとうございます。

本日は栄養についてです。特別専門的に学んだ
訳ではありませんが。かなり、興味がある事なので、
書籍やセミナーに参加して学んだ知識などを元に
お話させていただきますね。

普段、何気なく食べている食事。
日本人の主食は紛れもなく「ごはん」

炭水化物

ですね。最近は高級食パンも人気で、私の治療院の
隣にも、かの有名な生食パンの「乃が美」さんがあります。
毎日行列してます。もちろん、ごはん、パンだけでなく
パスタ、うどん。みんな大好き、お菓子、スイーツは
まさに炭水化物のかたまりですよね。

炭水化物は1gあたり4kcal。
脂質は1gあたり9kcal。

単位当たりのカロリーは脂質の方がおおいですが、
食べて太るのは炭水化物です。

そうなんです。脂肪は太らない。
太るのは炭水化物の摂り過ぎなんです。

脂肪は、身体の材料に使われることが多く、
分解吸収できる量に限界があります。
限界を越えたら排出されるようです。
これについてはまた次回にしようと思います。

炭水化物の消化・吸収

さてさて、我々が摂取した食べ物は消化酵素によって
最小単位まで消化・分解されて初めて吸収されます。

炭水化物は唾液の含まれる「アミラーゼ」、小腸でさらに
強力な膵アミラーゼ、小腸の膜でさらに分解され、
グルコースとなり吸収されます。

炭水化物を貯蔵する3つのタンク

身体にはグルコースを溜める3つのタンクがあります。
その最終のタンクが一杯になると、なななんと、
中性脂肪に変換されてしまいます。
それでは3つのタンクを見ていきましょう!

第一のタンク

まずは血液です。血液1ℓあたり1gのグルコースが貯蔵出来ます。
ヒトの血液量は体重の1/13だそうです。60㎏の人で4.6ℓ。
貯蔵できるのは5gにも満たないですね。飴一つ、スティックシュガー1本で飽和状態・・・。

ちなみに血糖値の正常値は空腹時で100㎎/㎗未満、ですので1ℓあたり1000㎎未満。
それが70㎎/㎗以下になると身体は血糖上げようとし、50㎎/㎗で低血糖症状だそうです。
空腹時で頭がぼーっとしてきて低血糖の症状が出たら飴玉一つで数値的には大丈夫そうですね。

第二のタンク

第二のタンクは肝臓です。血液中のグルコースが一杯になると
グルコースの集合体、グリコーゲンとして肝臓に貯蔵されます。
肝臓はその重量の約8%まで貯蔵できるようです(大人で100g~120g)。
菓子パン2個食べたらほぼ一杯ですね。
ちなみに、食べ過ぎると肝臓のタンクが一杯になり重くなり、
さらにそれを代謝するのに疲れてしまい、肝臓のある右側、
右肩が下がる一つの原因のようです。食べ過ぎ飲み過ぎの後に、鏡で自分の姿、
左右の肩の高さの違いをチェックしてみて下さい。
ちなみに、満タンになった肝臓のグリコーゲンが空になるには
13時間程掛かるそうです。運動しなくても生命活動を維持すのにも
エネルギーは使いますからね。

 

第三のタンク

さーいよいよ、最後の砦、第三のタンクです。さてどこでしょうか?
それは骨格筋です。筋肉ですね。肝臓で一杯になったら、筋グリコーゲン、
として筋肉に貯蔵されます。その量は骨格筋重量の1~2%との事。
私の筋量はタニタの体重計で測ると50㎏程ですので、約500g。
という事は筋肉量が多いと、中性脂肪になる前の最後の砦となる
タンクが大きいという事ですね。筋肉万歳!!!
そしてその最後のタンクが一杯になると、じゃじゃーん、

中性脂肪

となります。きっと皆さんの中性脂肪は炭水化物が変身したものでは?
炭水化物の摂りすぎるとどうなるか、イメージできました?

その中性脂肪を減らすには

血糖値が低い状態で動くこと

※低血糖に注意

私は朝、ランニングをする習慣があります。少なくとも夕食後、
6~8時間は絶食状態になります。そこから栄養を入れずに走ります。
ペースにもよりますが、ガッツリ走って100分、のんびりで120分は持ちます。
(今年のような酷暑の夏はエネルギー以外の問題で30分程が限度)
私の朝ランはガンガン脂肪がエネルギーになっています。
ですので私の体脂肪率は常に一桁です。冬は寒くて困りますが・・・。

カロリーではない、炭水化物が身体に入ってからのお話です。
脂肪のお話もしなければなりませんが、それは次回にします。
摂りすぎると脂肪に変わる炭水化物ですが、エネルギーとしては必要です。
※必要ないと言考える方もいらっしゃいます(糖質制限を推奨している人など)。

脂肪を減らし、つけすぎないためには、
●炭水化物の摂取を減らすのか、
●空腹時に動くのか、
●筋肉量を増やすのか、

あなたはどれを選びますか?

がしかし、

炭水化物を積極的にとる事で痩せる人もいます!

これがヒトの身体の不思議。ヒトの身体には

個体差

があります。
太るからと甘いものを控えていた方が、チェックしたら甘いものが合っていた!!!
シュークリームを毎日食べたら痩せたそうです。オーマイガッー!!!
基本的な身体のお話ですが、十人十色人には個体差があります。
答えはあなたの身体が知っています。絶対はないのでいろいろ試してみて下さい。

そんな

個体差

のチェックして欲しい方は来院時に「教えてくれ~!」と懇願して下さい^^

本日は炭水化物のお話でした。

次回は「脂質」に目を向けてみましょう。

ではまた!

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