○○○、動いてますか?
本日もブログへお越し下さり、
ありがとうございます。
不安定な気候ですが、体調は
いかがでしょうか?
さて今日の画像ですが、
何だかわかりますか?
一応、筋肉ですが、名前には「~~筋」と
言うように「筋」は着いてません。
ヒントは
「ハラミ」
もうおわかりですね。
横隔膜です。もちろん人間の^^
来月、ちょっと講演することがありまして、
呼吸の事も話しますので、
横隔膜の事も改めて確認しています。
横隔膜は呼吸活動の70~80%を担っています。
よく見ると、右が高く、左が低い。
これは左側に心臓があるからですね。
また、下に伸びている部分があります。
これは「脚」と呼ばれる部分で、
腰椎に付いています。腰を安定させる
機能もあります。呼吸機能もあり、
姿勢を安定させる機能もある。
しかし、横隔膜は呼吸が優先されるので、
呼吸への依存度が高くなると、姿勢安定には
回らなくなります。だから体幹の安定は
大事なんですよね。
患者さんの呼吸を見ていると
横隔膜の動きが小さい人が
多く見られます。
浅い呼吸になってしまっているんですね。
呼吸が浅くなると自律神経の交感神経が
優位になり身体は緊張した状態になります。
逆に深い呼吸が出来ると副交感神経が優位になり
優身体はリラックスした状態になります。
なので、緊張した時は深呼吸なんですね。
横隔膜は胸郭の下から傘を広げたように
ドーム状になっています。
息を吸うと、その横隔膜が収縮し、
ドームの天井が下がってきます。
通常の呼吸では1.5~3cm程、
下がってきます。強制的な呼吸だと
6~10cm程下がってきます。
その時に、肋骨の下部が横に
広がっていく動きをします。
その動きが見られない方が大勢いいます。
また、逆に横隔膜が緊張しっぱなしで、
下部肋骨が開きっぱなしの人もいます。
これは男性に多い印象です。
横隔膜が収縮し緩んでいない状態だと、
ドームも下がって戻り切っていない状態になり、
横隔膜の動く範囲も小さくなり
浅い呼吸になってしまいます。
その横隔膜の働きが悪くなると、
首から肋骨に付着する斜角筋と言う
筋肉の活動が増え、肋骨を引き上げることで
呼吸をすることになり、頸凝りの原因にも
なると言われています。
そして「膜」ですが筋肉なので
横隔膜も使われなければ細くなるし、
使えば肥大もします。運動不足に
なると弱ってしまいますよね。
やはり運動は大事です!
今日はこの辺で。次回も自分の復習と
備忘録もかねて、「正しい呼吸」について
書いてみようと思います。
ではまた!