肩甲骨を動かそう
本日もブログへお越し頂き、
ありがとうございます。
治療院には肩こりや首こりの方が
多くいらっしゃるのですが、
その方たちの肩甲骨の位置を
確認してみると、本来あるべき位置から、
ずれていてしまっている方がほとんどです。
「過外転」といって背骨から離れすぎて
しまっています。
目安としては、背骨から肩甲骨の内側が、
6~7㎝と言われていますが、10㎝も離れて
しまっている人もいました。
もちろん肩こりや、肩甲骨周囲の痛み違和感の
訴えがあるのですが、過外転してしまっている人は
背骨と肩甲骨に繋がっている筋肉が伸びてしまって
います。凝っているのではないんですね。
でも、凝っているように感じてしまうんです。
伸びってしまった筋肉は縮めてあげることが必要です。
その部分えのマッサージは、実はあまり効果がありません。
気持ちはいいですけどね。
伸びていると言うことは、逆に引っ張ってしまっている
縮んだ筋肉があるという事です。それが多くの肩こりでは
胸の筋肉になります。
特に、こいつです。
小胸筋と言う筋肉です。
体の前面にある筋肉ですが、
体の後面にある肩甲骨に付いています。
肩の所で烏口突起という出っ張りについています。
実は肩よりも、胸の方が凝っています。
押すと皆さん痛がります。
マッサージですべき筋肉は胸の筋肉になります。
肩甲骨は動かしてあげて周囲の筋肉の長さ、
「筋長」のバランスを取ってあげることが必要になります。
「筋長」が崩れているという事は「姿勢が崩れている」と
言う事なんですよね。
だから姿勢はとても大事になるんですよ。
皆さんも姿勢は気をつけて下さいね。
ではまた!