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肩甲骨は回転扉

こんにちは。

 

 

本日は肩甲骨の動きのお話。

 

 

最後にエクササイズの写真を
載せておきますね。やってみて下さい

 

 

「Y→W」 ワイダブリュウ~

 

 

なんて呼んでます。

 

 

肩こりの人などはよく
「肩甲骨を動かしましょう!」
なんて言われますよね。

 

 

そうなんです、肩こりや
背中コリコリの人は
肩甲骨の動きが悪いですよね。
そもそも肩甲骨がどのように
動くかは専門家でないと
わからないと思います。

 

 

ですのでちょっと専門的に
解説しますね。肩甲骨の
動きには

 

 

上方回旋・下方回旋

 

 

(肩甲骨が回転する動きで
猫背の人は上方回旋している人が多い

 

 

内転・外転

 

 

(背骨から離れたり、近づいたり
猫背の人は外転している人が多い)

 

 

挙上・下制

 

 

(上に上がっていたり、下に下がっていたり
猫背の人は上がっている人が多い)

 

 

前傾

 

 

(前に傾く。猫背の人は前傾の人が多い)

 

 

ざっとこんな感じです。猫背の人は肩甲骨のアライメントが
崩れている人がほとんどです。絶対ではありませんが、上記の様に
なっている方が多いです。

 

 

本日のタイトルの「肩甲骨は回転扉」というのは
上方回旋・下方回旋での話になります。

 

 

回転扉を一人で押して開けると
結構重いですよね。反対側から同時に
押して回転させるとスムーズに軽く
回転します。

 

 

実は肩甲骨もそのように
一つの筋肉だけでなく
複数の筋肉が同時に働く事により
スムーズに回旋することが出来ます。

 

 

特に上方回旋という動きは
腕を上げる時に必要な動きになってきます。
その時に頑張ってしまうのが
僧帽筋という肩こりの筋肉なんですね。
そうです、トントンしたくなる筋肉です。

 

 

その中でも上部繊維というところ。
一方、同じ僧帽筋でも下部繊維という筋肉
(肩甲骨の下の方から背骨にかけての背中の筋肉)は
サボりがちになり、筋力も低下傾向です。

 

 

もう一つ馴染みのない筋肉、
前鋸筋(ぜんきょきん)という
肩甲骨の裏にある筋肉。
こいつもサボるんですね。

 

 

この三つが同時に働いてくれれば
肩甲骨はきれいに楽に回旋してくれるのですが、
姿勢の崩れなどでアライメントが崩れると
僧帽筋上部繊維だけが働きやすくなり、コリコリになり
他はさぼりがちで筋力も落ちてきて、という
悪循環になります。

 

 

この状態で動かそうとしても悪い状態で
動いてしまうので、腕の重さを軽減させて
筋力が極力必要ないような負荷で動きを
作るところから始めて正しい動きを習得
することが大切になります。

 

 

私はよく「Y-W」エクササイズと言ってやって
もらっています。

 

 

うつ伏せに寝て、肘を脇につけて腕を曲げます
腕は床を引きずながら斜め上に万歳「Y」

 

 

「Y」から肘が下にっ張られるように腕を下げてきて
元の位置に戻り「W」になります。

 

 

この繰り返しです。なんのこっちゃ???ですよね
なのでエクササイズ画像です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うつ伏せになり息を吐き、おへそを引き上げたまま
肘を曲げて「W」の形になります。

肩がすくまない様に腕の重さは床に預けたまま
「Y」の形に万歳。肩甲骨が黄色い矢印のように
動くイメージを持ってやってみて下さいね。

 

 

最小限の力で、なるべく力は使わずに肩甲骨の
動きを意識です。タオルを巻いておでこを乗せて
頭の重さはなしにしてもOkです。

 

 

回転扉のようにスムーズに動かして見て下さいね。

 

 

それではまた!

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