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身体の事

肩甲骨の位置

おはようございます。

 

ここ最近の雨続き、恵みの雨を超えて
もうちょっとうんざりですね。
明日は台風直撃のようですので、ちょっと心配です。

 

さて、昨日は背骨を動かす話でしたが、
今日は肩甲骨のお話です。
肩甲骨もよく「動かしなさい」なんて言われませんか?
ただ、肩甲骨は胸郭(胸椎・肋骨・胸骨で囲まれた上半身)に
張り付いているので、胸郭が肩甲骨の土台になります。
なので土台が整っていないと、肩甲骨も動きづらくなってしまいます。
土台が整うとは、姿勢が良いことですね。猫背などで姿勢が崩れていると
肩甲骨の位置はズレてしまうので、やはり姿勢は大事。
その土台は昨日のエクササイズで動かしてみて下さいね。
肩甲骨が動きやすい環境を作ってあげると肩甲骨も動きやすく、
腕も上げやすく、肩の関節の負担軽減にもなります。

 

さて、肩コリの人の肩甲骨の位置を見てみると、
本来あるべき位置にない人が多く、
その多くは肩甲骨が外に開いてしまっています。

 

本来の肩甲骨の位置は内側のところ「内縁」と言いますが
その内縁が背骨と並行で(垂直)で背骨から7㎝前後
が本来の位置と言われています。冒頭のイラストを参考に
してみてください。

 

これが10㎝位に開いてしまっている人がいます。多くは猫背の方です。
背中が丸まると肩甲骨は外に開いてしまいます。
猫背で座るとこんな感じです。これが開いてしまっている状態です。

これが長く続くと肩コリや背中のコリ感が出てきます。
この時、背中の筋肉は引き伸ばされてしまっているんですよね。
引き伸ばされている筋肉をマッサージしてもあまり効果はないので、
私は筋肉の状態やボリュームを確認する程度でゴリゴリほぐしません。
ほぐす程筋肉も無く、薄くなってしまっている人がほとんどです。

なので私は収縮させて使うことをお勧めしています。
その方が血行も良くなり背中も温かくなります。
しかも背中には「褐色脂肪細胞」という脂肪をさせる細胞が多く
ダイエットにも良いと言われています。

かと言って、やみくもに肩甲骨を引き寄せるエクササイズはお伝えしていません。

肩甲骨を本来の位置で動かすエクササイズをお伝えしています。
家にある道具を使って行う事が出来るので、次回はそれをお伝えしますね。
私は初め、まともに出来ずにレベルを下げて行っていました。
決して重りを使うわけではないのですが、プルプルしてました。

さて、今日のまとめです。

①肩甲骨の本来の位置:肩甲骨の内縁が背骨から7㎝前後
②肩甲骨の土台:胸郭、胸郭が整っていないと肩甲骨は
いい位置にならない。肩甲骨を動かす前に胸郭を整える
エクササイズを行う。

です。

それでは次回はエクササイズです。

ではまた!

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