胆のう&胆汁
こんにちは。
臓器シリーズ第二弾!
今日は「胆のう」です。
聞いたことあるけど、どこにある?
って感じではないですか?
イラストはこちら
肝臓からぶら下がっており
大きさは7~10㎝でナスのような形です。
■胆のうの機能
①胆汁を蓄える事
②肝臓胆汁から水分を吸収して
胆汁を濃縮する事。
※ちなみに胆汁の元肝臓で作られ、肝臓胆汁を呼ばれ、
胆のうで5倍から10倍に濃縮される
■胆汁の機能
①脂肪の消化
胆汁が小腸で脂肪の分子の大きな集合体を乳化する
②体内代謝物質や重金属、薬物など外から
体内に入った物質を胆汁に混ぜて排出する
などの作用があります。
ほぼ肝臓とセットですね。
胆汁は食事をしたり、胆のうへの機械的な刺激で
流れます。胆のうから胆のう管を通り、肝臓からの
総肝管と合流して総胆管となり、十二指腸乳頭から
十二指腸へ流れます。
胆汁は十二指腸や小腸の運動を強く刺激する作用を
持っています。胆汁の生成や分泌が不足すると
便秘傾向や消化不良が生じます。
また、脂肪の摂りすぎでコレステロールなどの成分が
過剰になり、胆汁に溶けきれず結晶化されると胆石に
なります。胆石の主成分はコレステロールだそうです。
普段、何気なく食べている脂っこい物、肝臓が胆汁を作り、
胆のうに溜めて、食事のたびに分泌して消化を助けているんですね。
何気に揚げ物大好き人間なので、肝臓胆のうには感謝しなければ
なりませんね。脂肪は必要な栄養素なので摂取しなければ
なりませんが、やはり摂りすぎは禁物ですね。そして、
「良質な脂肪を摂取する事」
が身体を、内臓をいたわることにつながりますね。
皆さんは脂肪摂取にはどう気を使っていますか?
次は「脂肪」について考察してみようと思います。
今日はだいぶ気温も下がっています。
温かくしてお過ごしくださいね。
ではまた!