沈黙の臓器 ~肝臓~
こんにちは。
先日行ったきた内臓治療のセミナー。
せっかく勉強したものは復習しないと忘れてしましますので、
備忘録を兼ねて書籍を読みながら復習がてら臓器について
書いていこうと思います。自分の体の中にあって、常に働いて
くれている内臓達。どんな時に、何をして働いてくれているのか、
どんな事が負担をかけているのか?
自分でいたわれることは何か?
少し気にしてみませんか?
さて、今日は「沈黙の臓器」と言われている肝臓について。
肝臓の場所は右側の肋骨に隠れたところにあります。
肝臓に負担をかけると右肩が下がります。もちろん
それだけが原因ではありませんが、右肩が下がる
原因の一つになります。
まずは
■肝臓に負担をかけてしまう事
暴飲暴食は言うまでもなく、糖質や脂肪分の多い食事、
袋を開けてすぐ食べられる加工食品
(添加物・化学物質が入っている)やアルコールの多飲など。
■肝臓に良い食習
良質のタンパク質(肉・魚・大豆・卵)の摂取。
ビタミンB群の摂取(アルコール分解時や物質代謝時に消費)
肝臓自体の重さは約1㎏程。書籍によっては約1.4㎏と書いて
あるものもあります「沈黙の臓器」と呼ばれるのは肝臓には
知覚神経がなく痛みを感じないそうです。なので病気が進行し、
症状が出てきた時には、かなり病状は進んでしまっているようです。
「痛いよ~」とは言えない、まさに「沈黙の臓器」なんですね。
さて、肝臓の機能ですが、たくさんあります。
①:エネルギーを貯蔵する
食べたものが消化されると、その栄養は消化器から門脈という血管に
入り肝臓へ運ばれて糖質をグリコーゲンという形で貯蔵します。
その量は約100g、400kcal程なんですね。菓子パン2個食べたら
肝臓の容量は満タンですね。
②:エネルギーを代謝する
運ばれてきた糖質、たんぱく質、脂質を代謝します。
糖の代謝:血液中のブドウ糖(血糖値)を安定させる。
タンパク質:アミノ酸の合成を行う
脂質の代謝:脂肪酸、コレステロールなどを合成する
③:血漿タンパク質の合成
血液に必要な成分を合成する
④:解毒
有害物質や化学物質を無毒化する
⑤:胆汁の生成
脂肪の分解に必要な胆汁を生成する
などの働きがあります。
すごいですね、肝臓。
また、肝臓自体はアミノ酸を栄養としているので
良質なタンパク質の摂取が大切なんですね。
だからと言ってガンガン食べ過ぎないように
してくださいね。暴食になってしまうので。
いかがでしたでしょうか?簡単ですが肝臓のお話。
少しはいたわる気持ちになれましたでしょうか?
今日のお昼は脂肪の少ない鶏の胸肉の親子丼でした。
今夜は皆さん何を食べますか?
決して加工食品やお菓子、アルコールを辞めろ!ではなく
それらを多飲・多食する習慣にならなければいい、と私は思います。
それらを摂らない窮屈な習慣は続きませんからね。
ただ、身体、筋肉や内臓をいたわることはしてあげましょうね~。
次回は何臓にしましょうか?
ではまた!